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休職が決まってしばらく自宅にいるので、日々を記録したいと思い久しぶりにブログを書き始めたのだけど、言葉が散らばってまとまらない。何かを書こうにも言葉がまとまらなくなったのはいつからかも分からないのだけど、ひとまず書いてみようと思う。ツイッターにさえあげれば、誰かはきっと読んでくれるだろうから、読んでくれる友人の力を借りようと思う。ひとまず復職までは書いていたいなと思っているので、しばらくの間見守っていてほしい。結果的に病院へ行ってよかったと思うし、しんどいと思ったらすぐに行った方がいいと大事な人には伝えたい。心療内科の先生は優しかったし、もっと低いハードルで暮らしていい。

 

一昨日の夜病院に行きたい、とふと思い立ったので、心療内科へ行った。そうしたらあっという間に診断書が出て、今日からひとまず6月末まで休職になった。心療内科へ行くまでの話を書くとまた長いのだけど、時間もたくさんあるし、少しずつ自分の心の奥底に気持ちをしまい込んでしまってる傾向もあり、その辺りも体調を崩した原因だと思うので、丁寧に書いていくことにする。

去年からゆっくりゆっくり仕事に対してモヤモヤを溜め込み、2月に爆発を起こし(あまりの辛さに今までたまにしか会話をしたことのなかった理事長との面談を繰り返した)、4月の中頃には席に座ってちょっと人に当たられただけで人前で大泣きしてしまい3日ほど会社に行くのを止め、説得されて復帰し、ちょうど一か月が経ったころだった。前回会社に行けなくなったときは、管理職たちもさすがにまずいと思ったのか、休みが明けてから少しずつ私の業務量を減らし、私に仕事が集中しないように整理をしてくれたので、比較的取り掛かる仕事に対しては楽になった。慌てて何かに取り掛かることもなければ、自分のペースで働けた。このまましばらく続けば大丈夫だと思った。でも、一昨日の夜、転職したいなと求人情報を眺めているうちに、カウンセリングを受けたいな、あっもうやっぱり病院に行きたいと思った。前回会社に行けなくなったとき、心療内科も探していて、梅田のクリニックですぐ初診で見てもらえるところを見つけていたので、そこの予約を取った。(その時は食事も摂れていたし睡眠も取れていたので、まだ大丈夫だと思ったので行かなかった)一度家の近くの病院に電話をしたら2ヶ月待ちだったので、遠くても早く診てもらえるところにしようと思った。カウンセリングを受けるとしたらオンラインでお世話になったところがあるので、そこのサービスを利用しようと思っていたけど、病院だ、と思ったので病院へ行くことにした。病院へ行くことを決めたら急にワクワクしてしまって(一瞬だけ、助かる、と思った)なかなか眠れなかった。予めwebで問診表を書く必要があったので、入力していたのだけど、今の自分の状況を説明するのが難しいと感じた。何が原因なのか、はっきりわかっていないからだった。病院へ行こうと思ったのは、しばらく憂鬱な気持ちが続いているからと、食べたいものが分からなくなっていて、晩御飯を作れなくなっているからだった。晩御飯が作れないとなると家族への影響が大きく、4月にはなかった症状だったので、病院へ行こうと思う決め手だったけど、そういう気持ちが芽生えてきたのはどこからなのか、自分ではもうよくわからなくなっていた。恐らく仕事が原因ではあると思うけど、はっきりとしたことは、わからない。

地図でなんとなく場所を調べて、余裕を持って病院へ行くつもりだったけど、梅田は道が難しくて、結局迷ってしまった。迷うような場所でもなかったのに迷って、少し遅れる旨の電話をクリニックにかけたら丁寧に対応してくださった。初めての心療内科でビクビクしていたので、ほっとした。無事たどり着いて受付を済ませたら、受付のときも電話に出てくださった方が対応してくれて、大丈夫でしたか?と声をかけてもらったのでよかった。事務作業をされているスペースに10人近くスタッフさんがいて、患者さんも多かったので、梅田だし通院してる人も多いんだろうな、もっと気軽に来てもいいところなのかもしれないなと思った。待っている間に初めて来院した人が読むパンフレットを渡されて、診察の流れなどが書かれていたので、それを読みながら待った。内科とか小児科とか眼科とか、普段かかるような病院とは違うと思ったけど、初めてだし不安だったので、丁寧なことがありがたかった。診察室に呼ばれて、先生とスタッフの方二人が同席されて、私の話を聞いてくださったのだけど、先生がすぐに「休職はどうですか?」というので、正直戸惑った。休職するつもりで心療内科にかかったわけではなかったからだ。なんだったら今日ここでなんとなく相談してスッキリさせて、明日から出勤するつもりだった。いろいろ話をしてみたけど、「休職しましょう」「仕事は心を豊かにするためにするものであって、無理してすることはありません」「休んでもいいんですよ」「鬱ですね」「重大な決断は避けてください」「会社の人と連絡は取らないでください」などと言われてあっという間に休職が決まった。ま、まじか…!!!!!診断書ってこんなに簡単に出るのか…!!!と思った。淡々と言う先生の様子を見て、毎日このセリフを繰り返してるんだろうな、淀みがなさすぎるし割り切りすぎているしすごい……都会のクリニック、スピード感ある……。でも、これが鬱かあ。しんどいなと思ったときに鬱ってもっとしんどくてつらいのかな、でも鬱ってこれかあと思うとちょっとほっとした。眠剤だけが処方されたので、恐らく比較的軽いほうなんだとは思う。診察室を出て、パパにすぐにラインをした。「また大混乱やな、職場」と返事を送ってきて、私から話を聞きすぎて職場の人の立場でコメントしてて笑ってしまった。そのあと別のスタッフさんから採血、食事療法(炭水化物を控えてください、血糖値が上がって急に下がると不安が増すからですと言われたが、守れないなと3秒で思った)(なぜならお米が大好きだから……)やカウンセリングの説明、心理テストなどを受けて会計を済ませて、また来週通院するということで終わった。

病院のあるビルを出て、やばい、と思った。今この瞬間から休職かあ。診断書の日付も今日からになってるし。職場の人たちには心療内科に行くことももちろん告げていないし、なんだったら頭痛いから休みますとしか言っていない。いきなり休職を告げるのはちょっと勇気がいる………。別に仲が悪いわけでもないので……。お昼も過ぎていたので、ひとまず食事にしようと好きなお店のパスタを食べた。待っている間、4月の中頃に会社を休んだ時にいろいろ話を聞いてもらっていた友達に報告などをした。最近何してるかなって思ってたんだとか、ちょうど連絡しようと思ってたのとか、気にかけてもらえてることがありがたかった。パスタは美味しかったけど、職場に休職の説明をしなければならないことで頭がいっぱいだった。しかも少し長い休み、何をしようか。ドラマやアニメや映画を見るのにすごく気力が必要なので、あんまり得意ではないし(ドラマは特に人間関係を追うところがしんどいことがある)どうやって過ごせばいいんだろうと不安になった。リングフィット、途中になってるしリングコン壊れちゃってるから新しいのを買い直そうかなあ。いやいやとりあえず不安になるのもあれだから、好きなことをしよう、せっかく梅田まで来たんだし、気になってたタルト屋さんでタルト食べて帰ろうと思って店まで歩いたけど、全然ときめかなかった。パスタ食べたところだから全然お腹すいてなかったし。そうだ、百貨店のデパ地下でくまにお土産を買って帰ろうとうろうろしたけど、何もほしくなかった。これが続くのが鬱なのかもしれない……!と暑い中歩いて汗だくになって、物質的には何も得られないまま、でも自分の体調は確実に悪いことを実感して、結局帰ることにした。夕方にしようかと思っていたけど、ひとまず職場の直接の上司ではない人に連絡をした。直接自分の直属の上司たちに連絡する前に、自分の口から話をしたからだった。早速医者の言いつけを破っている。最近は何も連絡がなかったから落ち着いてると思っていた、と言われたけれど、先月会社を休んだあと、もうあとは私の問題かもしれないと思って誰にも相談していないだけだったので、別に何も解決していない。話聞く時間あるしおいでよ、と言われたので職場まで向かった。私が勤めてる場所とは違う場所にあるので、鉢合わせる危険性もなかったからだった。ぼんやりしてて環状線の逆回りに乗ってしまった。乗り間違えたのも初めてだったのでちょっとショックだった。

休職することや何が一番の原因かを話したけど、結局私が色んなことから感じすぎるところと、周りが感じなさすぎるところの差が大きいことが原因のように思った。いつも同じ管理職が誰かのことをものすごく責めるような口調であれこれ言っていて、それが1日に1回以上必ず聞こえてくるような状態で、「そんなに責められるようなことじゃないのでは?」「そもそもそんな言い方する必要もないことなのでは?」「責めてる側は気分の波が激しくてその日の気分で全部決まっちゃうから、責められる側がいくらきちんとしてたところで気分で決められるんだったらがんばってもしょうがないのでは?」「しかも責められる側、だいたい弱い人だから言い返せないしまじ理不尽では?」「誰にでもああやって責めてるんだったらいつか私も責められるよね、きちんとやってたところでああやって言われるんだったらやる気も失うのでは?」みたいな疑問がエンドレスで浮かんできて、そういう環境に加えて、それを止めるような人が周りにいないこと、近い人たちは疑問に感じてる様子もないことが、大きなストレスなのかな、と思う。あの人今日機嫌悪いから近寄らないでおこ~~!みたいな、そういうことを共有できず、むしろ持ち上げる人しかいないし、恐らく私が自他の境界線が薄く、他人の中に自分を見ていて、感受性の塊なのは自分でよくわかっているので、余計にしんどいんだと思った。ただ今の私があまりにも生傷でボロボロなので、それを一旦修復するための休みにしようと思った。ただ私の状態に一番敏感で責任を感じているのもまたこの言い方のきつい管理職の人で、私の業務量を減らしたり仕事の整理もしてくれたし、4月半ばの休みから一番私を気遣ってもくれているところがちぐはぐでしんどい。診断書が出て休職の状態に一番ショックを受けて責任を感じるのもこの人なのに、自分の言い方が良くないことにはまったく気づいていないところがややこしいところだと思う。(パパに言わせればこの人は結果は理解できるけど、過程はわからないんだろうね、と言っていた)(その言葉を借りれば他の管理職は結果も過程も理解できてないかもしれない)直接の上司でないに関わらず、急にラインしてきて休職しますって言ったら話聞くよって時間を取ってくれる人がいることは本当にありがたいと思った。(先月も急に仕事行けなくなったって言ったら夜に迎えに来てくれてパフェ食べに連れて行ってくれた)(かっこいい大人…)繊細だねえと言うので、ほんとに生活しづらいですよ、と言って帰った。

家に帰ったらくまは遊びに出かけたあとだった。職場に電話して、主任に繋がる前によくお喋りをする人に繋がったので休職決まっちゃった、と伝えたらパニックになってた。ごめん。主任に電話が繋がって、「2週間前からモヤモヤしてて、天気のせいかと思ってたけど食べたいものもわからなくなってきておかしいなと思ってて、元々この日までしんどかったら病院に行こうと思って休みもとってたんですけど、今日体調不良で休んじゃったから今日病院済ませちゃおーと思って行ったらなんと診断書が出てしまいまして、鬱ですね~ってさらっと言われちゃって!都会のクリニックまじ怖いっす!なので6月末までお休みください」と説明した。(なんでここに書いてるかって表向きはそう説明したよ、の記録である)(管理職たちに本当のことは言えない)総務の人から後で電話がかかってきて、「座ってるだけで心がすり減ることがよくある、責めている人も一生懸命やってるだけだけど、周りがどう感じてるかまでは理解できていないから、私はすごくすり減ってしまう」ことは伝えた。管理職たちには伝えるのは難しいから(管理職たち、聞いててもすり減らないっぽくて……)(病まないの不思議)、一番上の理事長とは今後の人事配置のこともあるし、一度話をしようと思っている。(そしておそらく理事長のほうが理解がある)

親にも連絡をした。あんまりちゃんと説明すると心配するからぼかして説明した。先月休んだ時にくまがちょっと小学校で荒れてた話を担任から聞いたので、担任の先生にも連絡を入れてしばらく自宅にいるので、家庭環境の変化があると思います、もし何か変わったことがあったらお知らせくださいと説明した。くまにも説明した。ギルガメッシュみたいに過労死する30歩くらい手前だからしばらく仕事を休むと伝えたらお風呂先に入っていいよ、ママは過労だからと言われた。

帰ってきたパパにも一通りの説明をした。ややこしいのは管理職だけど爆弾を落とすのは私だよね、と言ったら管理職は導火線でママは火薬庫だからママはバルカン半島だと言っていた。パパと喋っていると歴史の知識がないと話についていけないことがある。ぼんやりベイクオフジャパンを見て、くまと一緒に寝た。